しろとかげ

しろとかげというのは、ウチの庭に住んでいるニホンヤモリ達のことです。

想いを伝える子育て

子供って言うことを聞かないなあって悩んでいる人は多いと思う。僕もそう。

どうしたらいいかなと考えながら色々試してきた。

昔ながらの叱るやり方。とにかく褒めるやり方。細かいことは言わず放置するやり方。

最近やり始めて何となく上手くいきそうな手応えを感じるのが、自分の想いを素直に伝えるやり方。

子供がイタズラしたら腹が立つとか、騒いだらイライラするとか、悪いことしたら悲しいとか、上手にできたら嬉しいとか、一緒に遊ぶと楽しいとか。

で、子供の言うことはちゃんと聞いてあげて、何か言いたそうな時は言いやすいようにする。そうしていると、最近何だか素直になってきた気がする。

きっかけになったのはこの本。

『アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!叱らない子育て』 | 学研出版サイト

ベストセラーになった『嫌われる勇気』の岸見一郎氏の本だ。アドラー心理学の子育てに関する部分を抽出したもの。

アドラー心理学では、『課題の分離』という概念を重視する。子供がどうするかは子供の課題であって親の課題ではない。だから、子供の課題は子供に解決させるべきであって親が指示するべきではないし、指示したところでコントロールはできない。

自分の気持ちは素直に伝えて、あとどうするかは子供に委ねる。どんな結果になっても、受け入れて共感することが大事。

一言で言えば、子供を親友として付き合えばいいということ。

親友には命令したりしないし、過剰に干渉したりもしない。その代わりアドバイスはするし、親友が決めたことには共感して応援する。そんな感じだ。

そうすると、子供も親に共感してくれるようになるんじゃないだろうか。

僕の言葉では上手く伝わっていないかも知れないので、気になる方は是非本を読んでみてほしい。おすすめだ。